愛す

眠れない夜は君のことだけを考えていたい。

あと数時間で訪れる朝日に溶けてしまう そんな軽い想いじゃありませんように

僕らの未来の話をしたがる君を疎ましいとは思わないけど

簡単に消えてしまうろうそくの火みたいな僕らの命だってことを嫌というほど思い知らされてきたんだ

僕らは死ぬ 何度も選択肢を間違えてきた僕が唯一間違うことのない答え

「知ってるよ だからって幸せを手放してそれを待ち続けるなんて悲しすぎるよ

来るはずのないラブレターを郵便受けの前で待っているくらいに」って言う君といる僕

悲しすぎない日々を

ありふれた日常を