三文芝居

ぼくらは、いつも勘違いの中で絶望と希望を握りしめて一喜一憂する

気が済めば嘘の匂いに気付けるのに すぐに感覚なんて鈍ってしまう

ニセモノの希望を無邪気に抱きしめては、絶望と隣り合わせなんだと思い知らされる。

でも、嘘だよ。全部嘘だ。

希望と絶望がセットだなんて愚かな誰かの空想さ

ぼくらは、安い芝居でそれに気付かないふりをしてるだけ

気付いてしまうのが怖いから

明日も芝居しながら生きていくよ。息が詰まりそうでも平気さ