倒れた戦士の詩

溢れだす真っ赤な血液に為す術もなく震える声で希望を囁いた。

君が散々、呪った運命を世界は受け入れようとしている

そうなってしまえば世界は、僕らのもの

宇宙が何色かなんて僕にはわからないから二人で確かめに行こう。

繋ぎ合った手は放さないように 見えない糸に怯えないように

振り払う手は貸すからさ もう諦めることなんてしないでいよう

空から舞い落ちる雪が体温によって一瞬で溶けていく 命は、こんなものだと思い知る。

でも生きたいと思うには理由がなさ過ぎる。