2019-12-09 逆光 なにもかもがスローモーションに見えて描きかけのキャンバスを倒した午後 それでも燃え上がらない欠けたままの半身 夢の中で見た風景は夢の中から出て来やしない 世界はこんなんじゃないって恥ずかしい思いをぶら下げてさ 探し物は、どこまで行っても見当たらないまま 眩しくて手を翳したけど君の笑顔には気付けたよ 目を凝らせば絵の具だらけの君がいた。 もう一度キャンバスの前に立ってみようかな