am03:00

真夜中 消えることのない悪意は闇に紛れ込んでこちらを伺ってる

目が合ってしまった僕は、恐怖で足が竦んで何も出来ずに固まったままだ

外は、音もしない穏やかな夜。

誰にもバレたくなんてなかった悍ましい僕が引きずり出されて

気付けばナイフを握っていた。

天井のシミ 拭いきれなかった怒りのようだ 手を伸ばしても届かないから諦めた

君に向けたナイフは翻って僕に向いていた

いっそのこと深く突き刺してみようか そして永遠になれ