2020-01-21 am03:00 真夜中 消えることのない悪意は闇に紛れ込んでこちらを伺ってる 目が合ってしまった僕は、恐怖で足が竦んで何も出来ずに固まったままだ 外は、音もしない穏やかな夜。 誰にもバレたくなんてなかった悍ましい僕が引きずり出されて 気付けばナイフを握っていた。 天井のシミ 拭いきれなかった怒りのようだ 手を伸ばしても届かないから諦めた 君に向けたナイフは翻って僕に向いていた いっそのこと深く突き刺してみようか そして永遠になれ