岸辺にて

際限なく溢れる思いは言葉になれずに漂って 岸辺で強がる君を守ることも出来ない。

今すぐに逃げ出したい電車でもバスでもいいから遠くまで連れてってくれないか

だってどうせ、君は振り返ってやさしい笑顔で僕を見つめるでしょ

その笑顔を見るたびに弱さは罪だって思えるんだ。

そう罪の重さで僕は飛べないからいつも君を道連れにしてしまう。

誰よりも悲しいのは、君なのにね。

ねぇ知ってる?君にも僕にも命の終わりは訪れるんだ。

それを平等という人がいるけど僕にはそうは、思えない。

冷たい風が吹き抜ける。

今すぐに君を抱きしめたい そんな軽い魂の自分にまた罪を見る。