短編を綴る

君が描いた45ページの短編に僕は押し潰されていく

風のせいで何ページか飛ばしてしまった部分もあるけど大した問題じゃない。

君が余裕な顔で書き上げたラストをどうにか書き換えたい。

「そんなの無理だよ」「いや、できるよ」のやりとり

言葉は、もどかしくて信用ならない。

「それでも言うよ」「もう、うるさいよ」のやりとり

記憶に溶けてく前に君の瞳に映すよ。