悲しみなんて一つもない世界
小さく死んだ。誰の目にも耳にも触れることなく小さく死んだ。
君のかすり傷が僕の致命傷だった。
でも、悲しいことなんて一つもない心はカラッと晴れて穏やか
じゃあねも バイバイも またねも言うこともない。
君の愛する世界からさよなら。
だんだんと全てに感覚が鈍くなって寛容さも不寛容も何がなんだかわからない
ちょうどよかった。この醜く大きくなった化物はこの世界で息の根を止めて。
悲しみはここで止めて
これから良くなるよ。きっと、思うままに出来るんだ。
君の知らない世界から愛を込めて