知らなくていい話

溢れる。文字が溢れる。悪意も善意も同じかごに詰め込まれる。

容赦のない言葉の羅列に文章なんて存在しない。

誰かの眼鏡に反射した光があの子の胸を抉った

無自覚の凶器で何度もあの子を殺した。

裁かれることのない罪に取り囲まれて未だに無自覚で生き続けてる。

そして、正義感めいた感覚を身に纏ってニュースを自覚を持って批判する

僕は君の死を望んでいます。壮絶なまでに苦しんでほしい。

それでも明日には忘れてしまうかも名前も顔も持たない君は誰の心にも残らない。