通り雨

くちびるの上で転がした嘘は僕らを幸せになんてしてくれなかった。

いつまで経っても怠け者の根底は変わらないまま

明日に期待する今日の僕らはなんておこがましいんだろう。

静かに降り出した雨は街の色を少し変える

こんな風になんてことなく変身できてしまえば楽に笑える日が訪れるのかな。

そんなことあるはずないのに願わずにいられない雨の日の詩。