2019-09-12 夜を歩く 真っ暗な夜をふて腐れて歩いた 涙はちっとも止まらなかった。 音楽は止まず背中を蹴り続けた 目を閉じれば知らぬ時代へワープ 木端微塵の心は、地面に散らばって拾うことにも萎えてしまった。 「そんな日もあるさ」能天気な言葉で包まれて温かいなんて柄じゃないけど けどさ 追ってくる過去が夢見がちな明日が形作るのが僕だって気付いた 何もかもが憂鬱な夜を耐えるのも壊すのも紛れもない僕だ もう夜明けは、すぐそこだ。 涙が枯れても音楽は止まず臆病な手を引っ張り続けた。 もう朝は、すぐそこだ。