六月の雨の中

寝転がって簡単に君のいない惑星を手に入れた。

あまりに呆気なくて泣けてきちゃったよ

こうまでして伝えたかったことは太陽の裏側まで行ってしまった。

もうその言葉には出会えないから手の中の惑星を手放してしまおうかな

六月の雨には意味なんてない。

なのに君が雨を見つめて、馬鹿みたいな答えを決意した顔を思い出したよ。

今日は一日中雨で部屋の中 花でも飾ってみようかな