瞼の詩

瞼が重い。目の前の全てが僕から遠ざかっているのを感じる

瞼が重い。を言い訳に現実と目を合わせなくていいかも

瞼が重い。寝不足が理由だけど本当にそれだけかな

瞼が重い。繰り返される症状に自己嫌悪の波

瞼が重い。小さな夢に冷たい目の少女

瞼が重い。白い光が手招きしてるよう

どこにも行けない魂を喰らい尽くす怪物はどこだ 格好のエサがここに転がってるのに

どこにも行けずに転がってる無意味な物体なのに