2020-02-25 窮屈 甘ったるい空気の中に潜む ありふれた日常が僕を縛って身動きを許さない 戸惑いなど ただのスパイスだと割り切ってしまえば楽になるというの? きっと落とし穴なんてこの先 何度も現れるでしょう。 時に進んで穴に落ちることだってあると思うんだ そうやってヒーローになったり悪役になったり誰にも気付かれなかったりする 何ページも捲ったつもりなのに挟んでおいた栞からは、数ページだけ 溜息なんてもったいないと思えてしまうほど 嫌になって抜き取った栞 どこにでも行けると信じていたあの頃には戻れない