白い花

空からはなびらの様に舞い落ちる 白い花が街を彩る

いつかの痛みは涙の中に忘れることのないように心の中へ

深くなっていく夜それなのに闇を連れていくことをしないで夜は明るいままだ

誓いを立てた ふたりの物語は頼りない街灯に照らされて揺らいでいる。

雪は降り続けていくつも白い花を咲かすだろう

いつか枯れることを知っていてもなお降り続けるだろう

でもふたりのことは分からない雪でさえも

寒空の下 暖かさをくれたのはあなたなんだ

蘇る体温がばれてしまうほど強く強く抱きしめてほしい。