こっぱみじん
憂鬱な詩は思い出したくない 独りで歩く長い帰り道。
夕暮れに馬鹿にされてるようだ 今日も逃げることなんて出来なかった
どこから吹く風なんて知らなくていいからさ
こっぱみじんになった体をどこかへ追いやって遠ざけてくれないかな
不誠実な誓いが狂った夜を正常に戻すならそれもいいかも
「どうか静かな大地の上でいつか咲く花の種になりたい」
頭上で鳴り響く鐘の音は躯体を蝕む悪魔の叫び
呼吸を拒んでバラバラになった僕を無理やりに繋ぎ合わせて蘇生した
悪魔は笑ってた笑ってた笑ってた笑ってた
さぁ次はどんな希望で誤魔化そうか