2020-01-11 TORCHES 負けることを知らない戦士たちの行進 沿道に膨らむ人の群れ 戦火のヒーローを祝福してお祭り騒ぎ 彼等の苦しみや哀しみ 目を閉じればフラッシュバックする凄惨な光景も 想像力のないふりでやり過ごす。 街のはずれで黒煙が上がる 浮かれた人々は誰も気付かないまま 煙の方へ走り出した僕は、まるでこの足が他人のものの様に感じた。 たどり着けば闇の中に誰もいなくて火だけは燃え続けてる。 街の中心地はまだ、明るくて今日は眠らないみたいだ 僕は、松明を作って誓いを立て空に翳した。 僕らの明日に光が降る。