冬の嵐

冬の嵐 手加減もせずに吹き荒れるよ

どうせなら使わなくなった悲しみも持って行ってくれないかな。

次から次へと生み出される悲しみや絶望でこの部屋はいっぱいなんだ

その度に積み重ねてきたけど今にも崩壊しそうなんだ だから持って行ってくれないか

冬の嵐 世界の祈りを掻き消すほど

まるで世界が向かおうとしてる先へ背中を押そうとしているのかな。

次から次へと生み出される怒りや憎しみで両手は既に血だらけなのに

引き返せなくて涙も知らんぷりで終わりは、すぐそこまで迫っているみたいだ

冬の嵐 どうしろうと言うの

冬の嵐 吹き荒れる度に無力さを知る。

冬の嵐 吹き荒ぶ度に醜さを知る。