偽物の夜だ

なにもかも偽物に見える夜

呼吸するのも億劫になって死滅していく細胞を感じてた

永遠に会えないなんて悲しいね

涙が零れる程ではないんだけど

 

なにもかもが偽物に見える夜は幻想

現実の中で生きれない僕は、飛行船に乗って風に煽られたふりをして逃避

引き出しの奥に仕舞ってあった消費期限切れの悲しみを持ち出しては、目に涙を溜めて時間を喰っている。

この辺で潔く認めちゃいたいね 愛らしい人間にはなれないと