遮光

どうしても届かなかった扉が目の前に すぐに手を伸ばすけどノブは見つからない

背中には朝焼け舗装された道路に突き刺さる現実

後悔に触れたって傷まない心 置いてきぼりの希望

壊されていく腐っていく

まるで燃えるような空 くぐり抜けて飛ぶ鳥の鳴き声響く

扉はまだ目の前 ここを動けない

振り返って朝焼けなんか見たくなかった まだ何も知りたくなかった。