日々の詩

「歯磨き粉の味がする」

「そっちだってリンゴジュースの味がしてるよ」

そんなやり取りと凄惨なニュースを伝えるテレビが対比する朝

画面を見つめて「許せないね」って呟く君に同調して想いを寄せるけど

明日の僕らはこの事件が一瞬でも頭に過るのかな。

そろそろ行かなきゃ ゴミ袋持って君の「いってらっしゃい」を背中にドアを開けるよ

今日は何かいいことあるかな