Stupid Girl
午前2時40分、独りの部屋で泣くのはバカバカしい
つけっ放しのテレビショッピングの音が一層滑稽さを増大させる。
くだらない喧嘩を繰り返してきたけど
その度に触れられる距離に戻ってくるあなたに安心してた。
今日だって例外じゃない筈でしょ?
独りの夜はこんなにも冷たくて痛かったなんて気付けなかった。
今にも天井が崩れて押し潰されてしまいたい
そして、血だらけで内臓が飛び散った私の目の前に現れて「綺麗だよ」と言ってほしい
そんな空想の中で泳いでも息苦しいだけ。呼吸の仕方も忘れた。
午前5時20分、ドアを開ける人は現れずに
窓から射し込む光にまで馬鹿にされる始末。