さんざん青

夜を歩いた。明日が来ないと決めつけて夜を歩いた。

絶望はいつも体に纏わりついてまるで寄生虫

それなのに頭で鳴るのは、希望の唄

僕がどうしても欲しかった世界は君の御伽話で

地球から脱出しても月に住んでもそんなものはないようだ。

辿りついたのは青白い朝

それでも頭で鳴るのは、希望の唄