感情線

不幸せそうな顔で歩くのが得意な僕等は

いつまで経っても行きたいとこには辿りつけないまま季節の終わりと始まりを繰り返す

死んだ風に生きるのが得意な僕等は

何も考えてないようなフリして漂って流されて本当に何も考えてなかったりする

僕を追い越していったあの少年は、いつかの誰かさん。

謝りたくて謝りたくて駆けだしても追いつけない追いつけない

そして、また一つ頷いて諦めたりする

本当に大切なモノがわからなくなる。