車窓

後悔色した空が涙を運ぶけど僕はそれを見つめることしかできない

泣ける体がある君が泣かないでいることに少し愚痴ってみたら堪らなく泣きたくなった

涙なんて流れるはずがないのにね。

それでも僕には信じることが出来るよ。

これは、遺伝子レベルで書き込まれてると思うんだ。この実体のない肉体に。

だから、いつか全てが元通りになっていくんだ確実に そう信じてる。

このまま歩みは止めないよ。絶対に破れない約束だしね。

ほら着いたみたいだよ、さぁ行こう。