初夏に

君の思い通りに夏がやってくる。

フォーマットに落とした個性のない思い出に色のない言葉を添えてやってくる夏。

キラキラと反射する海の揺らめき

大したことは、言えない癖に空の広さに想いを巡らせる。

‘‘夏”ってだけで燥ぐ君とその他、諸々。

それを見つめて僕の夏が始まる。