飛行機

離陸する

遠のいていく

無限がなんなのかも知らないけど無限に続いていくかのような空

手を伸ばしても届くことは永遠にないと知った日からこの腕は意味を失った

ねぇありふれていたいよ

立ち込める焦燥感に支配されたって長くない一生を憂いたって

追い越していったものは戻ってこない。

さり気なくでも鮮やかに僕らに翳りを造る機体