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痛みは夜中になっても消えず 朝が来ることを信用できないでいる

すべてスローモーションまるで水中 呼吸の仕方もわからずに藻掻き足掻く

鱗の剥がれた体じゃ居場所などない

唯一機能している視界さえも狭くなってく水面へ這い出ようと手を伸ばして気付いたよ

僕の腕はどこだ どこだ どこだ

昨日まで笑えていた 割と幸せな人生は、もはや皮肉でしかない。

だから記憶なども奪ってほしかった

重い十字架を括りつけられた体は生き方を知らずに死へと足早に向かう。