出発の詩

ねぇ僕はどこにでも行くよ

広くて遠い空の青が呼んでいる

人は逃げ出したって言うんだろうけど それでも構わない

その人の中で生き続ける必要なんてないんだ

最小限の荷物と旅に出る

いつか迎える旅の果て

懐かしい部屋に帰った時に自分が小さな人間なんだと気付いたとしても

心躍る今に替えられない 高鳴る鼓動は止められない

ちょうどいい風が吹いてきた そろそろ翼を広げるよ