無策

見覚えのある銃弾が僕を撃ち倒した

血は流れるけど痛みは感じない

もうとっくの昔に置いてきたものを懐かしむのはやめちゃいたいね

銃弾は紛れもなく僕が作り上げたもの

誰かが弾倉に込めて引き金を引いただけ

それを責める術を僕は知らない。

大丈夫、引き金を引いた誰かは想像力のない奴

傷つくこともない

だから気にすることなんてないよ。