クラス-①

めくるページがなくなった本と揺れるカーテン

僕たちだけで狭くなった教室

善悪は、決まっているのに 善悪がでかい顔して存在してる空間

息苦しくなって呼吸してたことに気付く。

誰でもない誰かの壁の落書き指でなぞったら世界で独りぼっちになった

帰り道を示す夕暮れ僕らの出口はいつもそこだった。