リアル

感傷的な夜だな。 テレビの中のリアルがナイフとなって突き刺さる。

僕が流す涙なんかに何の価値もないけどさ

よくあるフォーマットの中に納まるような思いが降り注いだわけじゃない

喉の奥にあった言葉が堰き止められずに溢れる。

こんな夜はなにもかも愛せないよ。

どうにもならない思いの続きは夢の中で抱えてみるよ。

そっと目を閉じて今日は、おやすみ。