奇跡なんか起きない街で

赤い橋を渡りきれば願いは叶うだろうか

君も答えなど持っていないのだろうけど

痛み、悲しみは僕らを選んだのに必死に逃げるだけだった

この罪は誰が裁くのかな

奇跡なんか起きない街で鼻歌で空白を紛らわせた

物足りなさの指標なんかない 叫びたいわけじゃない

それでも僕らは赤い橋を渡ることを選んだ空にまで届きそうな大きな橋

嫌いになることが、いとも簡単な街を見下ろして。