瞳の中の焔

この瞳が冷たく映るのは、誰にも隙など見せてしまいたくないから

結局やさしさなんてものは、似合いはしないのさ。

それでいい それでいいのにな

最近は、悲しみを悲しいと感じられる。こんな私が感じていいものか

そっと頬を伝う雨を隠しきれなかった。

天敵の雨に救われるなんて皮肉なものだ。

雨でさえ消せない瞳の中の焔を燃やし続ける。

その日が来るまでは