死にたくなる風景

トラウマとかそんなものとは、程遠いけど

あまりにも奇麗な夕暮れは、恐怖でしかない 僕の情けなさを透過されているみたいで体ごと燃やされてしまいそう。

わけもなく現れて僕の頭を狂わそうとする 心を乱そうとする

昔に観ていた風景はノスタルジックな気分などを連れて来ない

幼い頃など考えようともしなかったそれの正体を今更になってわかってきた。

縛り付けるんだ僕をこの街にあの瓦礫も桟橋も縛り付ける道具でしかない

わかってるって そんなこと わかってるって