少年

あくびする君に この街は優しいだけじゃない

瞬きする間に色も人も変わっていく

大人が涙に一日を費やすことだってあるんだ

君には知らないことばかり

なのに憂いを帯びてわかったような言葉で空気を汚す?

どうせいつか自己嫌悪の海に船を漕ぎ出して簡単に難破するだけなのに

それでも少年 まだ気付かなくていい 時間が経てば嫌という程に思い知らされる。

だって君はまだ少年 少年でしかないんだ。