ひと駅歩く

今日はダメダメな日 空回りのし過ぎで目が回ったくらい

スマホのメッセージもあの子の近況も見る気になれなくて電源切った

つり革握りしめて窓に映った顔がブサイクで嫌になるなぁ

いつもは通り過ぎるだけの駅に降りて一駅歩こう

深い意味なんてないからヒールのことも忘れてた

見慣れない街の月が奇麗だった そんなことは誰にもシェアしないよ

私の瞳に浮かべばそれでいい。

ほんの少しの非日常が楽しかった。