Autoportrait

忘れたい記憶が絵画になって飾られた館

鮮明で丁寧に描写される様に皮肉が込められてる。

仕方がないから目を閉じて歩くけど出口に辿りつかない

上階から聞こえる声に聞き覚えなどないのに呼吸が乱れて手の震えが止まらない

抗えない波の中に呑み込まれたようだ

瞼から微かに伝わる光の方へ歩みを進めればドアノブに触れた鍵が掛っている。

久々に目を開けたけど光が眩しくて焦点は合わずに揺れている。

そのドアに飾られていたのは自画像。