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忘れたいであろう記憶の瘡蓋 痒くなったって剥がせない

何年、何十年、経ったって綺麗なものには、ならない。

過ちに流した血が守りたかったことは、何だったんだろう。

目を閉じて胸に手を当てよう。

とても暑い日 川に浮かべた笹船は、どこまでも届くように希望を積んでいる。

今日は、全てが終わった日 そして、全てが始まった日。