日記に

日記に空白が出来たこと知ってるくせに何も言わない

あなたのせいで雨に濡れたり 独り夜道を歩いたり

唇を嫌いな色に占領されて 苦いモノを苦いまま飲み込んだ

最低だったって焚き付けてこんな部屋燃やしてしまいたい

深夜3時がこんなに遠い それでも触り合って朝が来るそれだけを繰り返して

夜明けに気付かずに眠れた

そんな日々もう来ない

 

日記に空白が出来たこと知ってるくせに何も言わない

それさえも記した日記